中国株下落とともに、各商品指数が下げてきています。CRB指数も205となっています。
いくつかの商品指数が使用されますが、1)最も歴史のあるCRB指数は1957年に米国CRB(Commodity Research Bureau)社により開発され、指数は1967年の平均を基準値 100として算出されています。2005年の改定からはエネルギー・貴金属・穀物など19品目で構成されています。世界的な物価の代表的な指標として使われていて、景気の指標と考えられたり、インフレ動向の先行指標として注目れたりします。2)SP-GSCI指数は1991年にゴールドマン・サックス社によって設計され、その後米格付け会社のスタンダード&プアーズ社に買収されています。24の商品先物で構成され、他の2つの指数と比べてエネルギーのウェイトを2倍程度に高くしていることが特徴です。3)DJ-UBSCI指数はダウ・ジョーンズ社等により開発され、19の商品で構成される指数です。
各商品指数は下落してきていて、CRB指数でみても200あたりは中国の爆買い前やリーマンショック後に近い値になっており、2000年以降の底値に近い値になってきているように見えます。
このような値を見ていると、日米で商品指数に連動するETFもあり、コモディティ投資を考えてもよい気もします。ただし、改定もあったものの50年で100の指数が200程度の商品指数の動きは株や債券投資のように元本に成長性のある投資クラスとは長期での動きは違う気が自分ではしています。
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