相場の上下への勢いを見る解析方法にアルーンがあります。先週は日米の株価が下げましたので、勢いも下方向きになってきています。
NYダウがアルーン(25週)でみて、下落トレンドであることは述べましたが、先週の下落でNASDAQも25週解析で下落方向への勢いが強くなっています。日経平均は中期(25週)では上昇トレンド維持ですが、短期(の25日解析)では勢いは下落方向転換したと考えられます。
1000ドル、1000円幅での下落の週を終わっての解析ですので、このような解析結果になると思います。下落の値幅的には過去のFRBの利上げに伴う下落の平均値程度には下がっているようですので、今回の下落がFRBの利上げに伴う通過儀礼としての下落であれば、いい線まで下落してきたことになり、どこかでか再び上昇していくことが考えられます。FRBの利上げに伴う一時的な下落で、ここからSP500は再び2100、さらに2300を今後1、2年で目指していくというシナリオもあり得ると思います。来週以降、底をうって再び急騰となれば、今回のアルーンの下落転換はだましのようなもので相場の勢いもあっという間に再び上昇方向ということもあり得ます。ただ、日経平均の騰落レシオも81.0%、移動平均かい離率も-5.5%まで下げてきており、草食投資家の自分的には打診買いはあるかもしれませんが、今は大きな投資はせず、大方様子見のつもりです。
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