現在ドル円は119円30銭程度です。6月に125円85銭のここ数年での円最安値をつけて、8月にも125円27銭を再度つけたのち先日の円高(チャート上は急落)で一時116円13銭まで円高となりその後現在の119円30銭です。
2011年に歴史的な円高で75円57銭となったドル円は80円台からアベノミクス開始により100円程度への円安へとレンジを変え、昨年の黒田日銀総裁によるQE2からは昨年末から今年初めまで115、6円から122円程度のレンジ相場を続けていました。6月から8月までそのレンジを125円まで切り上げていましたが、現在の値は今年前半に半年以上も続いたレンジ内に入っています。
長く将来を見渡せば、2011年の75円57銭が歴史的な円高で日本は人口減で国力はやや落ちていき、円安へとなっていくと考えている方が多いと思います。ただ
、5月のブログでも触れたように、購買力平価その他の指標をみても、今年中にドル円130円は簡単にはつけられないように自分では考えています。さらにドル円は2011年に円最高値を付けてからすでに4年弱円安に動いていますので、波を考えればそろそろ円高方向に一度動いてもよいようにも思えたりもします。
今株価は急落して少しずつ落ち着きを取り戻し、こちらも波であれば下げたことに対して、どこかでか次は上げる場面が来るのでしょうが、この上げの度合いには為替も影響を与えることは間違いなく、為替が現在のレンジ相場を推移するか、上下どちらかにふれるかでも、上げの度合いが大きく変わってきてしまいそうです。
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