Bloombergにスタンダードチャータード銀行のリストラ記事があったので、メモ程度に。
スタンダードチャータード銀行は昨日、総人員の17%に相当する1万5000人規模のリストラの方針を明らかにしました。ここ2週間ほどで欧州の大銀行でリストラ策発表が相次いでいます。先週10月29日はドイツ銀行が1万1000人の削減を発表、無配です。クレディ・スイスは最大5600人のリストラ発表です。2週間で3行だけで3万人です。
欧州の投資部門を持ち、データ公表の10銀行の届け出によると、10行合わせた投資銀行部門の人員数は2010年末からみて、3分の1減らしてきており、今年は6月にもHSBCも全体で最大5万人規模のリストラ案を発表しています。
投資銀行業務は縮小させられ、貸出業務では超低金利、国債保有をリスクゼロとしない方針も今後欧州で打ち出される可能性もあり、リーマンショック後の米銀の回復に比べて、欧州銀行での対策の遅れも指摘されてはいたようですが、苦しいところもあるのでしょうか。DAXは今年は最高値圏なのに、、、懐疑の中を人員削減のコスト減で株価はますます高値の壁をよじ登れるのか、、、いずれにしても欧州銀行には人員削減の嵐が吹き荒れているようです。
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