2016年は1月から株価が大きく上下しています。
今週は日本株は週初めに日立、三菱重工、SBIホールディングス、筑波銀行を日銀砲による上昇に合わせて売却しました。週後半金曜日までに日立、三菱重工はまた下落したので買い直しています。週後半はさらに新日鐵、三井物産、飯野海運を買い増しし、商船三井を買いました。
今週の日立の株価は本当によく動きました。先週580円程度で買ったのですが、週前半は日銀砲での上昇。ただ、日銀砲の評価は今回分は砲というほど大きなものでないようなのと、その上がり方は弱いため、610円程度で売却して様子を見てみようと思いました。決算を受けて500円割れまで売られて急落、手数料込で500円前後で買い直しました。日立も500円割れの株価まで今週は見ています。どこまで下がるか、、、。今週の下落勢いもすごかったので、今後数また400円割れ等もあるのかもしれません。
重厚長大株の株価は自分にはほぼ不景気、不況をイメージさせる株価です。世界に目を転じると赤字中国メーカーが増産安売りを止めず、韓国ポスコも初の赤字のようで、世界の鉄鋼メーカーはほとんど決算全滅状態。新日鐵の株価も2000円割れを見ました。海運株も商船三井は手数料込で今週は217円で購入しました。株価の先見性を考えれば、2016年は世界不況が来て、重厚長大産業の長い冬入りを感じさせる株価です。先のことはわかりませんが、いずれにしてもここから下の株価は損切りを考えるよりはゆっくり底値まで付き合って買い増しを考えていきたいです。
外国株は120ドル台前半で推移するIBMを今週も買い増ししました。やはり今の世の中利回り4%はどうしても魅力的。ダメだと思いながらもこのタイミングで利回り7%越えのJNK(米国ハイイールド債ETF)も買ってしまいました。イールドスプレッドは7%を超え、7.5%に近くなっています。ただ、今の低金利の世の中7%を超える利回りには裏があるもので、昨年12月の段階でのデフォルト率も3.5%と、まだデフォルト率だけ見れば平時に近いので、やはりここからハイイールド債の本当の混乱が来る可能性は大きい気もします。今週の買い分は今年は元本下落で利回りが付かない可能性もあり、様子を見ながら少しずつ買い増ししていきたいと思います。IAU(金ETF)も買いました。
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