4月4日のニュースポストセブンでマーケティング・アナリストの三浦展さんが下流老人について以下のように一つの線引きを載せています。
下流老人:金融資産が500万円以下
中流老人:金融資産が500万円から2000万円
上流老人:金融資産が2000万円以上
その他の論調を見ても下流老人の今の定義は金融資産が500万円以下でよさそうです。年金含め、現在老後を安心して暮らせる金融資産額についてはファイナンシャルプランナーさんの意見などを聞くと1500万円から2000万円以上。上流老人の線引きは1500万から2000万円くらいになりそうです。
この三浦さんの分類で分けると60代の方の34.5%が下流老人に当てはまり、65歳以上の方で考えるとちょうど約3分の1ずつに下流、中流、上流老人に振り分けられるとのこと。
少し古いデータになりますが、現在日本人の3割は金融資産ゼロ家庭、全家庭押しなべて考えても金融資産の中央値は400万円の世の中です。世代間では比較的裕福な世代と思われる
60代以上の方のご家庭でも金融資産の平均値1765万円、中央値740万円、70代以上のご家庭では平均値1598万円、中央値530万円。中央値と比べてみても金融資産500万円以下という方がどれだけハードルが高いかがわかります。
実際には、日本人の60代以上の方は9割以上の方が住宅土地資産をお持ちです。
不動産資産を金融資産に加えて考えれば、
60歳代純資産 平均値:4802万円 中央値:3325万円 持ち家率:92.9%
70歳代純資産 平均値:4759万円 中央値:3235万円 持ち家率: 91.4%
いざとなれば、都会の不動産を売って、地方に移る等の手もあるのかもしれません。ただ、数十年にわたりローンを払い続けて、やっと完済し、安住の家と考えているだろうマイ土地、マイホームは実際には売りづらいかもしれませんけど。
不動産含めた
全資産が500万円未満の方は30代以下の方が占める割合が多いですが、60代以上のj方も19%いらっしゃって、このような方々では真に問題が大きいのかもしれません。。
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