日本で国債20年がマイナス金利となって、世界で1番と書いてしまいましたが、スイスでは先週、30年、50年とマイナス金利進行していました。日本が1番ではなさそうで、でも、いずれにしてもほっと胸をなでおろす場合でなくて、半世紀先まで、お金を払い続けても流通させたい国債が世界ではすでに存在していて、行き過ぎも怖くなりますね。
日本では約9割がサラリーマンの総サラリーマン化の世界。労働政策研究・研修機構のユースフル労働統計2015で現在のサラリーマンの生涯賃金を見てみると、男性の方で、リタイヤまで働き続けるとすると(今は退職金ももらえているので、退職金も含めて)、
中学卒の方 2億2300万円(うち退職金は1250万円)
(1000人以上の企業で2億9110万、100人~900人の企業で2億2070万、10~90人の企業で1億9460万)
高卒の方 2億2980万円(うち退職金1420万円)
(1000人以上で29180万、100~900人:23090万、10~90人:19860万)
高専・短大卒 2億4890万円(うち退職金1540万円)
(1000人以上:29100万、100~900人:23910万、10~90人:22070万)
大卒・大学院卒 3億1270万円(うち退職金1880万円)
(1000人以上:35640万、100~900人:29140万、10~90人:24310万)
男性では大体2億円から3億円は一生でもらえる計算となっています。
女性は出産を機に非正規社員になる場合も多いでしょうから。Woman typeの昨年の記事での試算では、大卒400万円ほどの年収のある女性が、32歳でお一人だけご出産して退職まで働き続けた生涯賃金は2億461万円、32歳の出産を機に非正規社員になってパートとなった場合は1億377万円になるとの試算がのっていました。
約9割の方が雇われサラリーマンとして、会社の歯車として日々働いていることの是非は置いておくとして、自分たちの一生の賃金を先取りして計算した概算を見てみると、男性サラリーマンの方は、やっぱり健康管理をして、日々のつらい雨風も耐えて働き続けることが、一番お金を得るのに速そうなのがわかります。
で、やっぱり
少し節約するんですかね(栓を占める)。で、溶かさないように投資で増やす。そして、奥さんにも働いてもらって、蛇口を二つにする。。。そんな感じに話はまとまっちゃいますね。。。でもすごい節約上手で、生涯賃金のほとんどを貯蓄していける方、すごい投資上手で生涯賃金抜きに億り人となる方、すごい高給の奥さんで、とかでお金もちになる場合もあるかもしれません。ただ、自分も人生折り返しまでですでに山あり谷ありでしたから、試算はあくまで試算、まずは一つ一つゆっくり着実に、自分の労働の対価を守り、増やす。
中には小さくまとまらずに、もっと自分の夢、高給を求めて、サラリーマンを辞めて自分で更に切り開く方もいるのかもしれません。。。
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