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くたびれた、が口癖の2児の父親。日本、米国中心に投資をこころみています。株優でのプチ贅沢を楽しみに頑張っています。

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購買力平価から見たドル円為替レート(1)

為替はいろいろなことで決まってきて、予想することは当たり前ですけど非常に難しいです。その中で購買力平価という考え方があります。(モノの値段は世界で一つ。ハンバーガーはアメリカでも日本でも同じ価値、すなわち、アメリカで1ドルのハンバーガーが96円で日本で買え、1ユーロでヨーロッパで買えるなら、ハンバーガーの値段からは1ドル、96円、1ユーロが同じ価値でしょうという考え方です。)ただ、ドル円の為替を考えれば、長期的には購買力平価の概念に沿った動きをすることに多くの場合異論は少ないと思います。

企業物価購買力平価、消費者物価購買力平価、輸出物価購買力平価の3つの購買力平価が提唱され、ドル円レートで考えれば、消費者物価購買力平価が1番円安側、輸出物価購買力平価が1番円高側、企業物価購買力平価がその中心当たりとなります。

公益財団法人 国債通貨研究所のホームページを見てみても、ここ半世紀近くを長期的に見ても、ドル円の為替は上限を消費者物価購買力平価から見たドル円レート、下限を輸出物価購買力平価から見た為替レートの中を変動しているのがよくわかります。

6月末時点での企業物価購買力平価は96.85円、消費者物価購買力平価は127.74円、 輸出物価購買力平価は70.85円となっています。

去年120円、125円とドル円為替レートが越えてきた時に、130円を目指すと考えられていましたが、この考え方からは130円は比較的到達しにくく、どこかでか反転を考えたほうが良いことをブログで書きました。その後ドル円為替は昨年から円高方向へと反転し、今現在100円の大台を割れて少し騒がれたりしていて、”為替介入”の言葉も少し聞かれたりします。ただ、3つの購買力平価の中心付近に位置する企業物価購買力平価で見ても、(物の値段から考えれば)1ドルは96.85円で理論上は問題ないわけです。IMFなどでも現在の為替レートに行き過ぎはなく、ニュートラルという報道がなされますが、購買力平価から見れば、ドル円100円前後はニュートラル、もう少し96円前後まで行っても全然円高ではなく、そこが本当のニュートラルといったことが世界的には考えられるでしょう。おそらく、100円でかなり円高と考えている方は、去年の125円前後が円安で、100円前後はニュートラルポジションと考えを微調整しておいたほうが良いように思います。こういったことから考えれば100円割れくらいでの直接的な為替介入は為替にうるさい昨今の世界の現状(米国の現状)を考えれば、自分は難しいと思います。介入が出るのはやっぱりもっと行き過ぎてからかな。

今回は購買力平価からだけを考えていけば、ドル円は去年の125円前後から今の100前後に円高が進み、ニュートラル付近となってきています。ニュートラルだから、上も下もどちらもいける。勢いは円高方向への勢いがここ1年ありますが、どこかでか反転もあり得るかも。反転して1番円安側にある消費者物価購買力平価の1ドル127円とか130円近くを目指していく動きがここらあたりから見られるとか。。。逆に企業物価から見た本当のニュートラルの1ドル96円や、勢いで更に行き過ぎる方向を目指すこともあり得るでしょう。例えばもう1年とか2年、3年とか円高モメンタムが続けば、購買力平価から見れば1番円高にある輸出物価購買力平価の1ドル70円とか70円割れとかもここ10年、20年のグラフを見ればあり得なくはないのかも。そう考えれば若林栄四さんの1ドル65円も全くの夢物語には見えないのが良くわかります。

更に購買力平価から見れば、ドル円はニュートラル近くとなっているのに、ユーロドルはまだまだドル高なのもわかります。もしも今後ドルが安くなりたい動きが出れば、ドル円もですけど、ユーロドルはドル安方向にすごく動ける範囲が広いのがわかります。

購買力平価 ドル円

購買力平価 ユーロドル



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