FC2ブログ

プロフィール

くたびれ父さん

Author:くたびれ父さん
くたびれた、が口癖の2児の父親。日本、米国中心に投資をこころみています。株優でのプチ贅沢を楽しみに頑張っています。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

google+1

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

人民元のSDR入り

SDR(special draw rights: 特別引き出し権)はIMFが1970頃から決定、運用している仮想通貨で、国際的な主要通貨で構成される架空のバスケット通貨であり、米ドル代替通貨として、外貨不足に備えた各国の準備資産を補完する手段のひとつとされています。
もちろん仮想通貨概念ですので、SDRという紙幣やコインがあるわけではなく、その国際的な流通量も少なく、限定的です。

今まで、この仮想バスケット通貨には米ドル、ユーロ、日本円、英ポンドの4通貨が構成通貨として、採用されていました。昨年11月にここに中国元が加えられて、5通貨でのバスケットとなることが決定され、今年の10月1日から、5通貨体制として運用が始まりました。

仮想通貨であり、取引量も少ないわけですけど、、言い方を変えれば、このSDRに入るということは、世界中の国々で使用されている各通貨の中で、エリート通貨として認められ、お墨付きを得たとも言えるかもしれません。その仮想通貨での構成比率も、ドル(構成比率41.73%)、ユーロ(同30.93%)に次ぎ、新たに10.92%の比率で入り、円(8.33%)、ポンド(8.09%)を抜いて、いきなり堂々3位でのランクインです。

基本的には当然、世界での通貨の流通量をもとにして、SDRの構成も考えられるので、世界でメジャーカレンシーに匹敵するくらいに流通量の多くなった中国元が含まれることは、ある程度当然の成行的なところもあるのかもしれません。流通量の多いわけではないSDRに中国元が入った意味合いとしては、現状いろいろ中国政府が制限を設けている通貨ではありますが、通貨のエリートに入ったという象徴的な意味合いが大きいのでしょう。

すぐに考えられるのは日本円との力関係。今のままでは、残念ながら中国元が米国のドル、欧州のユーロ、アジアの中国元としての第3位の位置をとっていき、日本円は国際流通通貨として、とってかわられる可能性が高い気がどうしてもします。日本が円を強化するために、どのような政策を打ち出すか、もしくはこのままずるずる流れていくか。

もう少し長い目で見てみると、現在のSDRの通貨バスケット構成比でみても、現状米ドル1強、対抗馬がユーロ、、で、その他、という世界の通貨コンセンサスでしょう。でも、欧州ユーロは英国のEU離脱に始まり、EU、ユーロの瓦解、崩壊が始まったとする説も出ていて。EU、ユーロは崩壊へと進むと考えている方も比較的多くいます。もし本当にユーロが消滅していく通貨であるならば、現状3番目の構成通貨である中国元はそれにとってかわる第一候補となっていくでしょう。

もっと、大きく見てみると、米ドルは英ポンドから世界の決済通貨の地位を勝ち取り、世界は米ドルで数十年決済されています。ジムロジャーズさん等は近年、この世界の決済通貨が、今後米ドルから変わることがあるとすれば、中国元が第一候補との考えを常に述べています。

いずれにしても、昨年には決まっていたことで、象徴的なバスケット通貨入りニュース。まずは中国政府はこのSDR入りを目指してきて、一つ目標を達成でしょう。ここから世界の通貨力学はどうなっていくのか。円はやはり弱くなるか、中国元はどこまでその通貨位置を高めるか。



人気ブログランキングへ









<< ビル・グロス:Doubling Down(リスク覚悟での投資拡大) | ホーム | 住宅ローン >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 ホーム