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くたびれた、が口癖の2児の父親。日本、米国中心に投資をこころみています。株優でのプチ贅沢を楽しみに頑張っています。

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レイ・ダリオさんのトーク

世界最大のヘッジファンドのマネージャさんで、超富豪、米国フォーブス400常連のレイダリオさん。ニューヨークでのFRB中央銀行セミナーで招待講演をしました。

もともと、債務のサイクルで経済サイクルを見ることを推奨している方で、経済は債務(借金)をしてレバレッジをかけて発達するが、ある程度のところでこの債務は頂点を付けて、債務をかけた分、収縮しないといけない時期(デレバレッジの時期)を経なければならず、このレバレッジで経済活動上昇、でレバレッジで経済活動収縮を繰り返す数十年単位のスーパーサイクルがあると提唱しています。ここ、数年はこのスーパーサイクルの終焉(これ以上借金を増やして経済活動を広げるには限界)を迎えるのでは、との考えを披露していますので、講演は数十年単位での世界の債務のスーパーサイクルをもとに話しています。まとめれば、現在はこの債務のスーパーサイクルの頂点にやはり近付いているとのことでした。

世界全体の政府債務は経済史上最も高額な152兆ドル(約1.5~1.6京円ですかね)に達したということです(世界のGDP、経済活動全体の2倍にも及ぶまで債務は増大したということ)。さらに、医療への支払い、年金支払い等でもすでに支払い額に対して、その支払い余力は大きく不足していることも指摘しています。日本は限界に最も近い国、その一歩後方が欧州、その1,2歩後方が米国、その2,3歩後方に中国が、世界の債務の現状。更に政府、国レベルの債務のみでなく、社債、住宅ローンなど個人レベルの債務までが記録的なレベルに達している。世界のあらゆるところで、債務支払いから考えれば、約束を守れない債務が増えている。

レイダリオさんはこれらの債務、年金等は経済活動や生産性の拡大が減速した時に、支払いができなくなることを指摘しています。各国中欧銀行はこれまでこの経済活動の鈍化を、各国中銀で連携し、世界で政策金利を記録的な低金利として、数兆ドルの紙幣を刷りまくることで、このシステムを延命させてきたが、この手法も限界に達しつつあると、FRBの講演で(政策金利を決める中央銀行の政策執行者さんたちの講演で)、話しました。

さらに、過去35年で最大の債券価格の暴落を引き起こすには、金利の1%の上昇で良いことを、述べています。ひとたび債権の暴落が起これば世界での銀行のバランスシートを一掃して終焉に追い込むことができて、特にすでに支払い余力を超えた債務を抱えるヨーロッパで脆弱なことを指摘しています。

レイダリオさんは”これは仮説ではなく、現実として、世界は非常に危険に過度なレバレッジがかけられていて、いずれにしても、早くにその限界に達する”ということを受け入れるべきと話し、もう”そのレバレッジ解消が起きるときに何をすべきか”が、問題となっていると話しています。

ここまでの話はレイダリオさんのここ数年の話の延長で、ここ2年くらいは本当に危ないことを話していますので、、、。ただレイダリオさんの頭の中では、世界が答える質問は、”この大きなデレバレッジを避ける方法”ではなくて、”デレバレッジが起きた時に何をしていくか”にすでに切り替わっているんですね。これが数十年ヘッジファンドを運用し、世界最大のファンドとした現役マネージャさんが考えている最大の関心事となっているということです。

さらに、レイダリオさんはデレバレッジを起こしても、”世界は決して終わることはなく”、明日に日本や欧米、中国が債務不履行を起こすこともない”ことを指摘し、”そのデレバレッジに対して、一つ一つ、政策を積み重ねていくだろう”と話していて、、この点は自分が思うイメージに近いです。日銀が包括緩和の拡大か終了かわからないような、政策手段を打ち出し、前FRB議長のバーナンキさんがヘリマネにも通づるよと(引き締め、緩和どちらにもなり得る政策を)ばらまく方向のみを強く強調するのは、、世界の中央銀行がバラマキ、レバレッジの拡大から、今後のデレバレッジが起きていくときへの対応へとかじ取りを変えているように思えます。

そもそも論として、米国でのQE1は必要だったと自分も思います。日本でもQ(Q)E1は必要だったのでしょう。ただ、米国でQE3とか、更にもっと日本でQ(Q)E2は本当に必要だったのかと、ずっと思ってしまいます。結局、この債務の問題からすれば、問題を先延ばしし、大きくして、これからを迎えるみたいな感じにしただけでは。一度早くに暴落させるなら、その落差は比較論として今暴落させるよりは小さくて済んで、ダメなところは少し淘汰されても、、くらい。。。。ただ、今米国株価がこれだけ高くなり、将来の利益を先取りしたPERを呈する中で、もう暴落させるのも、落差が大きすぎて、暴落すらさせられない。そうなれば、日本病ではないですけど、FRBもゆっくりとした低金利を続けて、ゆっくりゆっくり多少の資産価格の上下で粘るしかなくなってきているのでしょう。なにしろ、、レイダリオさんの言を借りれば、、現行から1%金利が上がれば、、悪い意味で欧州の銀行は世界から一掃されるのですから。。。。



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