イタリアは否決でした。久しぶりに事前予想通りの結果。
イタリア否決でユーロは売られるのでは、との予想のアナリストの方が多かったと印象を受けていましたが、こちらも事前のアナリストさんの予想通りイタリア否決が出口調査で明らかとなってくると、朝いちばんからユーロは売られました。
どこまで下がるかな、、だけ見ていると、まず昨日については、基本は昨年からの2年近く続くレンジの範囲内で、ユーロ高に反転してきています。
ユーロウィークのスタートの月曜日、昨日はユーロ動いてましたが、底割れ回避。
次はECB理事会。
ちなみにECBについては、3月での欧州QEの終了期限について、イタリア投票前の先週木曜日の時点で、アナリストさん60人中52人は延長をすでに予想。その多くが6か月の延長期間(9月までですね)を考えていました(CNBC Actonさん記事)。その中で延長を考えるアナリストさんの4分の1が、現状の月800億ユーロの買い入れ額について700億から600億ユーロへ減額されると予想しています。
ECBは、もうQE終了期限の3か月前となりますから、この12月におそらく延長を発表、もしくは強く考えていることを打ち出してくるでしょう(今の市場予想の中での終了はありえないでしょう)。その際、買い入れ額の減額は示唆されるかどうか(予想は程よいくらいに割れていて)。FOMCは12月は利上げだから、政策面から見れば、ここのタイミングではECBの政策でユーロの方向性がでるか、このあたりでまだまだ推移か、出てくるかもしれません。
引き続き、自分はユーロ・ドルは、ユーロ買いのポジションで眺めています。少し利益確定するか迷いましたが、ダメもとでこのままポジション維持してみようと思います。だから、自分の希望で言えば、このあたりからさらに一段、二段、三段、ユーロ高してくれるといいんですけど。ただ、どちら行くかはわかりませんね。ECB理事会で大きな方向性が出るか、どうか、、、、、。
でも、本当の意味での大きな真の方向性のうねりは、やっぱり米国(太陽)が決めるのかな、とも思います。若林栄四さんが常々言うように、ユーロはやっぱり”月”の通貨ですからね(まだまだ自分にこの表現は真に理解できたとは言えないのでしょうけど、この表現はすごいうまい表現に思えます)。
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