債権王のグロスさん、中央銀行・各国の金融政策について、コラムを載せています。
ビルグロスさんは、オリンピック等のスポーツ競技でアメリカが金メダルを取った時に会場・テレビで流れているのをよく耳にするアメリカ国家の星条旗(The Star Spangled Banner)の中で、”自由の国”のフレーズが気になるそうです。
国家では皆さん自由の国と声高らかに歌い上げる米国は、国際比較で見ても、監獄に投獄される率が世界でも突出して高い国とのこと。
現在中央銀行は各総裁が”何があっても””どんな手段をとっても”、、的なフレーズで金融政策を行い、世界を鼓舞しています。その狙いは、各国の膨れ上がった債務を中央銀行にすり替えて、そのままいつの間にかチャラにしちゃいましょうという点であることを1番に挙げて、さらに現在トランプさんはさらにアメリカ一番を歌い上げています。
この世界金融相場、トランプ相場、について、借金を棒引きでその果実をただ取りできるのかどうか。
アメリカではOrange is The New Blackという監獄テレビドラマがあったようで(自分は見たことなかったです)、このドラマの”オレンジは新しく黒”にかけて、”赤は新しく青かもしれない(Red may be The New Green)”とのこと。
ただ、このコラム”Red is The New Green"の最後のフレーズは監獄にとらわれないように気を付けて、、で締めくくられていました。
各国銀行、企業、個人の債務を国につけて、現在その国の借金の最終的な棒引きを目指す各国金融政策。グロスさんは基本一貫して反対の姿勢。その果実はただではない(Orange is noy free)の考えを貫いています。現在、星条旗をまとったようなトランプさんの出現で、自由の国、美しい国、アメリカ一番を歌い上げる市場。赤は新しく青かも(この政策でどこまでも行っちゃうかも)、、だし、自由の国アメリカは最も監獄に近い国かも(政策ははじけて、ただと思ってたものに高い出費を必要とするかも)。まさに意見が割れる年末相場ですね。やっぱり相場って、そんなものですね。
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