日本でバブル崩壊後、建設に関し、よく問題に上がる”箱物”。それこそ、5輪会場をどうするかも、議論になりました。作るだけじゃ、ダメだよね、、的な。
中国での箱物は、国が大きいだけにやっぱりスケールが違って、、問題になる箱物は”街そのもの”。
3、4年前に時々取り上げられていた中国のゴーストタウン(鬼城)。
数年前に中国観光に行った時に、観光地にバスで向かう途中、こんなところに本当に人が住んでるの、みたいな粗末な農村の家を通り過ぎていくと、平原の中に突然、高層マンションの並ぶ街。でも、街を通過する際に、マンションは整然と並んでいるのに、街にはひとがいなくて、車も自分たちのバスだけ、、きれいなマンション以外に商店もなく、すごく心配な気持ちになったのを思い出します。おそらく、名前もあがらないような鬼城の一つだったのでしょう。そんな鬼城、局地的にはまだ、作り続けられているようです。
昨年にはIMFからも中国のゴーストタウンの床面積が10億平米を越えているとの報告もなされました。
さすがに中国、国も何もスケールが大きい。10億平米って、もう想像がつかない。オフィスビルで考えれば東京23区のオフィスビル全体の延べ床面積の10倍、20倍、、?
日本では山林を除く、大規模に人が住める土地の範囲は限られているから、こんな面積を無駄にしてたら、大問題ですけど、中国は広いですからね。とりあえず、そのまま置いとけるのですかね。
ネットで出ている、鬼城の有名どころは、まさに圧巻。”街”どころでなく、都市一つみたいな。時間があれば、ネットで見てみたら。。
自分も一度そんな都市に観光に行ってみたい。
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