昨日のブログに書いたように、債権利回りはここ半年上昇しています。世界では数百兆円規模で債権クラスの資産が目減りしましたが、新たに投資する人にとっては利回りが上がっているのは歓迎すべきこと。
米国10年債利回りは2.538%。ドルでお金を持つ人にとっての無リスク資産は現在今後10年2.538%の利回りを提供です。
米国SP500の株式の益回りは実績PERから見ると、、実績で3.8%。今年1年の利益から計算すればSP500の利回りは3.8%。
米国でジャンク債でないBBB格以上の投資適格社債への投資した利回りはバンクオブアメリカ・メリルリンチ米国コーポレートインデックスから見れば3.52%。
株式については利益の増減があるので、普通は利益が下がる可能性があるので、株式の利回りのほうが高くなりやすいです(すごいポジティブな方は利益が上がる可能性があるんだから、株式の利回りのほうが少なくていいよ、っていう方もいるのでしょうが、たいがいはネガティブな面を不安視されて、株式のほうが利回りは良くなります)。
全くの単純計算ですけど現在米ドルでの無リスクの利回りが2.5%を超えていて、少なくとも今年1年の企業利益で考えた株の利回りは3.8%。無リスクではないけれど、株と同じ企業レベルで考えた高格付け社債利回りは3.52%。債権価格の下落で債権利回りが上がり、株の利回り(株価は上がって株の利回りは低下したので)に近づいていて、数値だけ見れば投資家さんは天秤にかけて比べる段階にはなっています。
ここから株を買うには、やっぱりトランポノミクスがしっかり働くかどうか、企業利益がしっかり上昇するか、インフレが進むか、になっちゃいますかね。
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