多くの小中高生の教育費と異なり、大学生の教育費は親元を離れて、という場合もあります。国公立か私立か、また、学部によっても変わります。結論からすれば、国公立のみを受験してもらって、家から通ってもらう、とすれば、教育費を抑えることができます。私立大学を考えるならば、お子さんの希望が理系医歯系でないほうが、教育費は抑えられます。
公益財団法人 生命保険文化センターのホームページから平成24、25年度の各省庁の調査からまとめた結果が載っています。それによると、留年せずに4年間で大学を終了してもらったとすれば、
国立大学に自宅からで 4年間で平均538万円
国立大学に下宿で 平均839万円
私立文系に自宅から 692万円
私立文系に下宿で 975万円
私立理系に自宅から 822万円
私立理系に下宿で 1105万円
私立 家政・芸術・保健体育に自宅から 792万円
私立 家政・芸術・保健体育に下宿で 1075万円
私立医歯系に自宅から(6年で) 2540万円
私立医歯系に下宿で(6年で) 2940万円
私立短大に自宅から(2年で) 374万円
私立短大に下宿で(2年で) 522万円
並べてみても、すごい額。小中高までの教育費とは全く異なる額となっています。
多くの大学生を持つ家庭では、家計は持ち出し(マイナス)となっている実態が、この額からよくわかります。更に、よく言われるのは、本当かはわかりませんが、特に医歯薬を中心とした私立大学では結構別途寄付金を要求されることがあるようなことを聞いたりもしますし、もっと高いかも、くらいは覚悟したほうがよさそうです。
どういった進路を子供たちが考えているのか。子供の希望を聞くのが怖くなってきます。私立大学は結構やっぱり厳しい額。私立医歯系は希望されても、いってもらうのは、現実問題無理そうです。
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